関東の「俵型」に対して関西は「さんかく」
関東のお稲荷さんの形と言ったら俵型。
俵型の酢飯に揚げがスッポリ包まっているこの形が主流です。
米俵を模写した形、稲荷寿司はお稲荷さん(きつね)の好物、油揚げを使っているので、そのまま稲荷寿司となったようです。
関西風は京都の伏見稲荷が発祥と言われています。
きつねの耳や伏見稲荷大社のある稲荷山のかたちを模したものとされています。
関西方面に多い稲荷寿司は写真の様に具が酢飯だけではなく、五目飯やひじき飯など入れるのが特徴です。
ちなみに全国にお稲荷さんが奉られているところは3万社にもなるとされております。
そして、江戸時代には、江戸で良く見るものとしてこんな言葉まで残されています。
「火事喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬の糞」!
こんな感じで江戸時代から全国に無数にお稲荷さんは祭られております。